寝楽起楽

最近は頑張って読書感想ブログにしてます。

                ネタバレには配慮しない感想ブログです。          

吾妻ひでお『アル中病棟(失踪日記2)』(2013年)

どうも。

 

とりあえず浪人はせずに済みそうです。良かった良かった。

後残ってるのは国立後期だけなので、のんびりやります。

 

読書記録。

 

数多の賞を受賞した、『失踪日記』の続編、吾妻ひでおの『アル中病棟』です。

 

 

失踪日記2 アル中病棟

失踪日記2 アル中病棟

 

 

 

暗すぎると指摘されて、一回書き直したらしいですが、前回と比べてややだーく。

 

6p目の幻覚の絵で、その怖さに思わず凝視。

 

病棟の人々は、普通の人々に見えてやっぱりネジがどこか飛んでいる。

更生を夢見たり、諦めてたり、酒のんで部屋に閉じ込められたり、退院してからまた出戻りしてきたり、病気との向き合い方は様々。

 

彼らはいかれているからアル中になったのか、アル中になったからいかれたのか?

おそらく前者だろうな。

 

昼食が夕食に追いつくほど食べるのが遅く、歩きながら大便する黒田さん。

どこかの教会からのスパイ、女王御木本様。断酒ミーティングで歌う浮浪者。

謎のナイスガイクール小林などなど、濃いメンツ達が、この漫画ではさりげなく登場する。

 

漫画全体に伏流するのは、アル中達の、退廃的諦念。

「もう、どうでもいーけんね」って感じ。

 

おもしろおかしく書きながらも、こうはなっちゃいけないよ、という作者からのメッセージが受け取れる、かもしれない。