それがどうした、俺はぬかを漬けているんだぞ
上記は小野ほりでいさんの随分前のツイートだが、とても好きでたまに見返している。
高校生の時分は、俺って空っぽだな、という気持ちを常にどこかに抱えながら生活していた。
だからといって別にそれについて深く悩んでいたわけでもなく、中身を埋めようとする努力も特にしなかったあたり、どうしようもなく僕であるが、最近はあの何にもなさを感じることがなくなったように思う。
他の人と比較して、俺って何もやってきてなかった•••と後悔するキャラは様々な作品で出てくるけれど、そこを恥じる必要は本当はないという気がする。
人生経験の多い少ないは年齢の多寡のみによって決まるし、経験に深さ浅さも別に存在しないと思う。21年生きりゃ、21年分の何かはきっと自分の中にちゃんと存在する。同い年の人たちと比較して良いか悪いかなんて、自分を含めて誰にも決められない。
きっと必要だったのは、冒頭の言葉のような、開き直りの心なんだろう。この世界の此処は少なくとも俺の居場所だ、みたいな。
同じ部活に、「ほっとけ俺の人生だ」て書いてあるTシャツをよく着ている奴が居たけど、そうだよねえ、と今なら頷ける。
まあだからといって真の意味で好き勝手にやって上手くいくかと言えばそれは全然別の話だけど。
にしてもぬかは本当良いチョイスだ。
これを書くにあたってぬかをチラッと調べてみたら、2chのぬか漬け総合スレが46樽目まですごく和やかに進行してて、ほっこりした気持ちになった。
ぬか漬けについて知らない人と意見交換出来るなんて、インターネットはやっぱ偉大な発明だ、