寝楽起楽

最近は頑張って読書感想ブログにしてます。

          読んだもの、見たもの、調べたこと、考えたことについて書くブログ          

佐藤多佳子『第二音楽室•聖夜』 文藝春秋 2010年(初出は2005~2010)

 小学五年生の秘密基地『第二音楽室』

男女ペア形式の実技テスト『デュエット』

卒業生に贈るリコーダーアンサンブル『FOUR』

いじめられ不登校になった女の子が、インディーズアーティストに焦がれてギターを始める『裸樹』

高校オルガン部生の母との確執『聖夜』

以上所収。

 

第二音楽室 (文春文庫)

第二音楽室 (文春文庫)

 

 

 

聖夜 ― School and Music

聖夜 ― School and Music

 

 

 

あったかく人を見てる人なんだろうなと思う。

長編の『裸樹』と『聖夜』の方が筆が走っててよい。『聖夜』の主人公は、生い立ち的に仕方ないのかも知れないけれど、斜に構えすぎている様に思えてしまい、どちらかというと『裸樹』の方が物語的にも好き。

 

音楽のおかげで私は救われた、という文章って時々見かけるが、リアルタイムだとあんな風になるのかな。

 

 

 

 

佐藤多佳子さんは『しゃべれども しゃべれども』『黄色い目の魚』『一瞬の風になれ』などなど書いてます。どれもいい話。