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寝楽起楽

最近は頑張って読書感想ブログにしてます。

金縛りにあう話

昨日の夜、数年ぶりに金縛りにあった。

中高の全盛期には三日に一回くらいかなしばっていたので、随分としばらくぶりで懐かしく

今日はそのことについて書こうと思う。

もしかしたら以前にも書いてたかも知れないが、知らん、俺は物覚えが悪いんだっということで、書く。

 

金縛りにあったことのない人にそのイメージを伝えるのは難しい。

なんというか、空気がたちまち凝固し、そこに自分がすっぽり収まっているような感じ。一分の隙なく型どられてしまっているので、ほんとに身体のどこも動かせない。

しかもその状態で、大抵の場合は幻覚•幻聴を見る。これが怖い。

 

僕の場合、今でも記憶に残っているのは、多分ちっちゃい小人みたいな奴が、布団にすっぽりおさまった僕の上を団体で走って通り過ぎていくのと、いろんな人の笑い声が大音量で暗闇の中ずうっと部屋に響き続ける奴である。

前者は息ができなくなり、後者は恐怖で死ぬかと思った。

 

で、まあそんなに何度も金縛りにあっていれば、原因と対策を考え始めるのは必然である。一応対処療法はあって、まず手の小指の先をすげー頑張って曲げる。

 

動かせないんじゃなかったのかよ、と突っ込まれるかも知れないが、その作業だけでも全身に力をこめなくてはいけないし、しかも花が蕾から開いてくぐらいの速度しか体感だせず、

これはもうほぼ動かせないのと同義だと思う。

で、なんとかして小指を動かせたら、徐々にもっと大きな部位にチャレンジしていくと、ふと楽になり解けるのだが、いかんせん時間がかかる。

もっと根本的に、金縛りにかからなくなるか、あるいは幻覚が消えてくれるようなやり方を僕は探した。

 

科学的には、金縛りは頭は起きてて身体は寝てる状態として説明される。

で、これが人間のポンコツなところなのだが、脳はそれを理解できずに、なんとかして合理的に説明づけようとする。

その結果として、たとえば「身体の上に得体の知れない何かが乗ってる」とか、「幽霊に動けなくさせられてる」とか、そうした類の幻覚を見ることになる、らしい。

 

自分で作り出したものに自分で怖がってる、お化け屋敷の仕掛け人が鏡に写る自分の姿みて悲鳴あげてるようなもので、端的に言って馬鹿だ。

しかも幽霊の正体見たり枯れ尾花、でその構造を知った後は幻覚なくなるかといえばそんなことはなく、相変わらず出るし、相変わらず怖い。

 

んでしょうがないので更に調べる。

オカルト界隈的には、金縛りによく遭う人というのはどうも幽体離脱明晰夢を意図的に実現させやすい体質らしいということが分かる。

その中に、金縛りで見る幻覚は要は自分の妄想だから、自分で思うがままにすることが可能、という情報を見つける。

R18なことしたったwwwみたいな2chのまとめ記事を読む。

 

これだ、と思った。

その後の僕は金縛りを心待ちにした。そしてどうなったか。

 

慣れてくると、縛られる日、というのは感覚的に掴めるようになる。

僕の場合、その前の夢うつつの状態の時に考えていたことが、大体幻覚に反映される。

その日の僕は頑張った。

だが、どうしても怖さが拭いきれなかった。

その二つが融合した。結果。

 

貞子が出てきた。

なるほどな、と思った。

しかも特に何をするわけでもなく、ただ脇で立ってるだけ。

貞子に見守られながら、小指を動かすために全身力む自分はさぞ滑稽だったろう。

 

以来僕は幻覚を操るのを諦め、なすがままに任せるようになった。

めちゃくちゃ怖いやつも相変わらず見たが(笑い声の奴とか)、その一回以降は結構どうでもいいようなものが出てくることも増えていったようにおもう。

 

全てが全て自分の妄想だったかというと疑問が残る。

上をかけまわられる奴とか、布団越しに伝わる足一本一本の質感まで今でもリアルに思い出せるし。

 

もしガチであるのならそれはそれで面白いし、脳が作ったものだとすれば自分凄い。そんなあやふやな感じで良いと思う。

 

昨日はイナズマイレブンの、寝癖髪の、茶髪の、主人公?みたいな人?が延々とドリブルしているのを見た。

このしょうもなさから上の一件を思い出したので、書いてみた次第である。

 

以上。ではまた。