寝楽起楽

ネタばれには配慮しない、感想/紹介ブログです。毎週1回更新 +α を目指したかった。

身辺雑記雑論

世界の認識とその変容の3パターン

①認識は変わっていなかったのに、自分が変容していたパターン 自分が幼少期を過ごした街にこの前行った。あんなに広いと感じていた道は、実際はめちゃくちゃ小さかった。 はた迷惑な話で、あの頃幼稚園から帰る時、皆でわちゃわちゃな横並びを作って歩いてい…

ついに漫画を買い始めてしまった。

今まで本を買うことはあっても漫画には手を出してこなかった。 金銭面が問題、というわけではなく、それを集めてしまうと物理的に家が倒壊する怖れがあるからだ。 今住んでいる家は、今は亡き祖父母が何十年も前に建てたものに、新築の家を付け加えた形にな…

22歳になった。

先日誕生日を迎えて22歳になった。 私の父いわく、22歳はこの辺りの曲が必修らしい。 www.youtube.com www.youtube.com www.youtube.com で、まあこういう音楽を聞かされていると、僕らより上の世代の人たちとしては必然的に、「今の曲は軽薄でいかん」とい…

記事メモ→「電王戦」5年間で人類は何を目撃した?気鋭の文化人類学者と振り返るAIとの激闘史

ついに名人が電王戦に破れ、これにて戦いも終焉、ということで色々漁っていたところ、こんな記事を発見。 news.denfaminicogamer.jp すっごく面白かった。長いので自分用メモのために要約する。 ・将棋のAIは、あくまで将棋のルールの枠内でしか将棋を捉え…

全部客観論理で解決しなきゃいけないの問題

一人学際という考え方を最近知った。 学際というのはそもそも、様々な学問から専門家を集めて、ある一つの問題に対して有機的・総合的に取り組むことで、一人学際とはそれを個人の中で完結させるものであるらしい。 難しく考えんでも、「あの時先生が言って…

アクセス解析とうんちの話

弱小ブログを継続的にやっている人が、気にしちゃだめだと思いながらも奇跡が起こることが信じて見にいっちゃうものとしてアクセス解析ページがある。というかすいません僕の話です。 いや、たまに。たまにね。毎日とかじゃないよ。ほんとだよ。 んで当ブロ…

金縛りにあう話

昨日の夜、数年ぶりに金縛りにあった。 中高の全盛期には三日に一回くらいかなしばっていたので、随分としばらくぶりで懐かしく 今日はそのことについて書こうと思う。 もしかしたら以前にも書いてたかも知れないが、知らん、俺は物覚えが悪いんだっというこ…

PASMOのことをSuicaと言えるようになった。

表題の通り。 中高では私はPASMOユーザーだった。 だから私の中では電子マネー=PASMOで、友達の定期入れから時折覗くSuicaに違和感と由来の分からない微かな羨望を覚えながら、日常の電子マネー決済を全てPASMOで行なっていた。 大学に入った時、私はふとし…

酔ってる。

酔ってるまま書いてるので、なんかおかしいとこあったらすまん!という記事。 酔ってるけどすまん!とか書いときながら、ミスタイプしてて、しかもそれはきっちり修正している。ミスタイプ、をミスタ椅子、と書いてしまうぐらい、一行につき二回 (これも最初…

パロティング現象の主体者として

人から聞いたことの受け売りで話すことを、parrot(=オウム)からとって、パロティング現象(≠エピゴーネン)と言う。ちなみにこの説明は人からの受け売りである。 受け売りと、パクリと、オリジナルの三者の区別は一体どこでつければいいのだろう。そもそも…

所要時間20分の記事

日常で何かあった時に、「あ、これブログに書こう」と思うことが結構よくある。 しかしその割に、このブログの更新頻度は滅茶苦茶低い。それは一体何故起こるかといわれれば簡単で、こういう感じで書き出して~とか考えてるうちに大体満足して書くまでに至ら…

6次の隔たりゲーム

知り合いの知り合いの知り合いの知り合いの知り合いの知り合い、までいけば世界中の人と繋がることが出来る、という例の奴を6次の隔たり、と言うらしい。なんかかっこいい。 しかし世界中の人、といわれても実感は全く湧かない。この言葉、結構巷で見る気が…

短歌は良いぞ

最近、短歌を詠み始めた。 なれなれしい人まつげもやすちゃんさんのブログを読んでいたら、短歌を詠んでらっしゃって、なんとなく一句だけ作ってみたら自分天才じゃね!?となってそのまま続いている。その歌がこれ↓ 背を向けた あなたを蹴飛ばす その代り …

消化できない話

あまりにも推奨レベルが高すぎてちょっと手に負えないよね、という話は、聞かされた後のその話の置き場が自分の中に無くてずっと変なもやもやが残る。 成長するに従って、この話はあのカテゴリ、あの話はこのカテゴリ、と言う風な区分付けは上手になっていき…

タロット

中二心を忘れないためにと、最近タロット(ライダーウェイト版)を始めたが、これが中々楽しい。 例えば「今日の運勢」をワンカードで占うと、 こんなカードが出てくる。これはカップの3で、タロットリーディングの本によると「豊かさ、友情、コミュニティ…

オディロン•ルドン

上はオディロン•ルドンという人の、『夢の中で』という連作?の一つらしい。 光り輝く目ん玉に真っ先に視線が向きそうだけど、個人的には左下の影になってる人達が良い。見知らぬ宮殿の中に二人迷い込み、手と手をつないで探索中、決定的にわけのわからない…

ぬか

それがどうした、俺はぬかを漬けているんだぞ 上記は小野ほりでいさんの随分前のツイートだが、とても好きでたまに見返している。 高校生の時分は、俺って空っぽだな、という気持ちを常にどこかに抱えながら生活していた。 だからといって別にそれについて深…

まとも/まともじゃない

うちの両親はまともな人達だと思う。 一般的な視点から見ると、私の父と母は随分と外れている人間である。 だが彼等は常々、自分達ほど常識のある人はこの世に他に居ないと豪語するし、実際またその通りだ、と感じるエピソードだってないことはない。 外れて…

生きてますか?

私の一番最初のセルフイメージは、生まれ出でた瞬間、身を固くして、こんなところに出たくなかった、と鳴き声も上げず、弱々しく主張している自分である。 こんな怖いところ、僕もういいです、という顔をしていたと母は語る。上記はそれを基に形作った幻想で…

21歳になった。

21世紀のこの日、私はめでたく21歳になっただ。 よく考えてみるまでもなく、世紀と同じ歳になることはよほど長生きしないことが無い限りこれが最初で最後の経験であろう。そう思うと凄いことのような気もするし、別にどうでもいい気もする(2000年に20歳にな…

こんな夢を見た。

果てが見えないほど広い丘に家族で来ている。 その丘は人工的な緑で覆われており、見回すと地面を掘り返している人がポツリポツリと見受けられる。どうやらこの丘のどこかにとても貴重な何かが埋まっており、人々はそれを探しているらしい。 しかし見つかる…

安保法制の一連の流れについて

実際集団的自衛権が限定行使出来るようになったとして、それによって何がどう変わっていくのかの、政治的な見通しを述べることは詳しくないので出来ない。 ただ新聞やニュースで聞きかじったこの安保採決の流れについて些か思うことがあるので書いておく。 …

父とのお話

つい先ほどまで酔っ払った父と話してたので、その要旨を備忘録代わりに。 ・生きていること、今ここにいることそれ自体が比類ないことなので、個性とか豊かな経験とかそんなものには毛ほどの価値がない。 ・にも関わらず世間にはそうしたことに精を出す人が…

勉強しない子をいかに机に向かわせるか

自分の知っていることは全て常識であり、自分の見ているものは全て他人も見ていると思っている人を、一般に馬鹿と呼ぶ。そして僕も立派に馬鹿の一員である。 塾のバイトを始めて一番衝撃だったのは、当然こちらが出来るだろうと思ったことをできない生徒が結…

まず我より始めよ

思い返してみるに、僕が畏れ敬する相手は自分をしっかり持っている人が多かった。 僕は自分をさらすということがどうにも苦手である(とかいいながらこんなの書いてるのは矛盾だけれども、書くのは何故かおっけー)。 母の述懐するところによれば、僕は生ま…

まとまりのない話

暇なので先日兄と虚しい話をした話をする。 人間は言語によって個々人が別の世界を見ている、とか、事物は関係性によって成り立ってるとか、それはまあ多分正しい。 だがそれらはあまりにも正しすぎるせいで、新説の登場する余地がない。 だとすれば今の思想…

心を映す本棚

自分の本棚を晒すスレや、Twitterのタグを時々覗いている。これが案外面白い。 本棚に収容されるのは、必ずしも読んだ本ばかりではない。 読みたい本、読みかけで挫折した本、そういうものも入れられている。 つまり、其処には、その人が成りたいと思ってい…

何故お年寄りに対し、幼児言葉を使うのか?

特に医者、介護職員に多いイメージを勝手にいだいているのだが、何故世の中には、高齢者に対し、幼児に話す様に話す人がいるのであろうか? 年がいっている、というのはそれだけで賞賛されるべきであり、その人の持っているであろう知恵を、敬意を持って出来…

よいもの

良い音楽、良い本、良いことだけをして暮らしていければいいのにと思う。 手塚治虫氏はその昔、自宅を訪ねてきた、まだ年若き石ノ森章太郎、赤塚不二夫、藤子不二雄らに向かって、「マンガばかり描いてちゃだめだよ。一流の音楽を聴きなさい。一流の芝居を見…

翻訳物の違和感について

翻訳小説には、どこか手を出しづらいものがある。 翻訳を読むくらいなら原文を読みたいな、と思ったりもするのだが、それが実行に移せるほどの語学力も時間も無いので、結局村上春樹などの訳で読むのだけれども、やっぱり、どこか物足りない。 翻訳と、国産…