21世紀のこの日、私はめでたく21歳になっただ。
よく考えてみるまでもなく、世紀と同じ歳になることはよほど長生きしないことが無い限りこれが最初で最後の経験であろう。そう思うと凄いことのような気もするし、別にどうでもいい気もする(2000年に20歳になった人は20世紀ー20歳、21世紀ー21歳と二回これを体験できたわけだが、それを思っても別に羨ましいということはなかった)。
そんなことよりも、21という数字が特別になる原因が他にある。これである。
この、「センチュリートゥウェンティーワァアアーン↑↑」のおかげで、私の頭の中では21という数字を見ると脳内でこれが再生されてしまうのである。
日常において自分の年齢を書く機会は意外と多い。そのたびに私はこの音声を幻聴することになる。これは地味に、地味に、困ったことだ。
この日記を書いた主な目的は、今年同じく21歳になる皆様に、同じ苦しみを味わってほしいと思ったからである。別に今年はこれを頑張る、とかそんな初心表明を書く気はさらさらない。
というわけで、書きたいことは書いたので、脈絡なく終わるのである。