暇なので先日兄と虚しい話をした話をする。
映画『Singin' in the Rain 邦題:雨に唄えば』 (1952) +『義足のMoses』
誰も待ってないだろうけどお久しぶり。まるたです。
『雨に唄えば』は、トーキーと呼ばれる映像と音が合成された映画が発明された、その前後の時代の映画俳優を主人公にしたミュージカル映画。
超有名な映画だし、ぐぐればいくらでもあらすじとか出ると思うので省略。
巷の評判通り凄く良い映画でした。最初の方は挟まってくる歌の感じとかがいかにも昔でとっつきにくかったけど、終盤は度はまりしてた。
お気に入りはこれとか。45秒あたりから。
歩き出しながら何気なく口ずさむリズムが凄くきれい。
個人的にリナがとてもいい味出してた。意図せずして人をイライラさせる、自分勝手でわがままな役って、難しくないのかな。やりたい放題できるから意外と楽しいのかも。
ミュージカルは全くといっていいほど見たことなかったけど、普通の映画と比べて良くも悪くも勢いで突き抜けていける分、ストーリーに深みを持たせるのは厳しいのでは、とも思った。
だがしかし今回真に紹介したいのはこの映画ではなく、これである。
視聴後に何気なくタイトルで検索したら出てきた動画。映画中の歌の一つ使って描いたらしい自主制作アニメ。幽霊ちゃんめっちゃ動くし、いちいち可愛い。要視聴。
知られざる才能を見つけた!とか思ったけど、50万再生行ってるし単に僕の耳が遅いだけですね。
そんじゃまた。
心を映す本棚
自分の本棚を晒すスレや、Twitterのタグを時々覗いている。これが案外面白い。
本棚に収容されるのは、必ずしも読んだ本ばかりではない。
読みたい本、読みかけで挫折した本、そういうものも入れられている。
つまり、其処には、その人が成りたいと思っている自分像が、赤裸々に写っているのである。
余り良い趣味ではないけれども、そういった人の内面をこっそり見るのは、なかなか楽しい。あっちから晒してるんだから、疚しいことはなにもないし。
ただ、こういう目で持って自分の本棚を見るのは、余りお勧めはしない。うわあ、こんなんになりたいのかよ俺••••••と、凹む可能性がある。経験済みだ。
特にオチもなく終わるのである。
高橋源一郎 内田樹『嘘みたいな本当の話』 文藝春秋
市井の人達から、身の回りに起きた、おかしかったり怖かったりする物事をエッセイ(1000字以内)にして送ってもらい、それをそのまま収録した本。